ペットロボットと言いますか、愛玩用おもちゃといいますか、そうゆう物は私の記憶だと古くは「ファービー」まで遡るのですが、鉄腕アトムからドラえもんまで機械が人間の友達になれるかは人類永遠のテーマであるように思ったり思わなかったり。
最近はAIもかなり進化して、その辺の話が まんがのおはなし と一概に言えなくなってきたことに期待やら不安やらを感じています。
そんなわけで、今回は「ミーガン」をみてきましたよ。っておはなし。
もともとホラーはあまり得意ではないんですけど、ホラー側が 殴って倒せる と言ったものについては割と平気で、今回の作品もそうゆう気配を感じて見てみることに。
お話としては、おもちゃ会社の開発チームで働く主人公が、事故で両親を失ってしまった女の子を引き取る。(女の子の母親は主人公の姉)
女の子はふさぎ込んでるし、自分は子供を育てたことはないし、自分の仕事と研究はしたいし等々により、行き詰ってしまった彼女は自分が研究していたAI人形のミーガンを女の子の友達としてあてがう。
ミーガンは想像以上に女の子と心を通わし、女の子も明るくなったが、反面ミーガン以外への興味は薄く、主人公のことも軽く見るようになる。
そのことに違和感を持ちつつ、ミーガン自体にも違和感を抱えながら物語は進み・・・って感じです。
中盤位まではしっかりホラー的な不気味な要素を入れてくるのですが、後半はめっちゃ動くミーガンと主人公の戦いなので、ホラー感は薄れていったように感じます。
お話としてはキャリアウーマンな主人公と傷心の少女のお話で、少女がしてほしかったことを後半ハッキリ伝えてて、それを踏まえて前半を思い返すと、主人公とミーガンの行動に対する女の子の態度がなるほどな ってなるくらいにはお話もまとまってました。
ミーガンダンスや人形演技なんかが話題になりますけど、前半の女の子がミーガン依存していき最終的にはヒステリックに叫ぶようになるあたりまでの演技もよくできているのでその辺も見て欲しいと思ったり。
後半、女の子が主人公を信頼するまでがかなり急展開だった感は否めませんが、後半にかけてテンポ上がっていく映画なんでまぁそうゆうことでいいか って納得しました。
とまぁAIと人間ってどうかかわっていくんが正解なんかな なんてことをぼんやり考えたりもできる実にタイムリーな映画でした。
そんなわけで今回はミーガンみたわよ。っておはなしでした。
おしまい